TOEICリーディングの時間が足りない・・・
今回はTOEICのリーディングで解く順番を工夫するだけで、
スコアアップを狙い周囲と差をつける方法を紹介します。
- TOEICで周囲と差をつけたい
- TOEICで少しでも点数をあげたい(スコアアップ)
- TOEICのリーディングが最後まで解き終わらない
結論から言うと、
解く順番の結論は、Part5→Part7→Part6です。
この順番で周囲と差をつけるスコアアップができる理由を解説していきます!
解く順番だけでなく、リーディング各パートの時間配分についても紹介していきます。
TOEICリーディング|周囲と差をつける方法

TOEICリーディングにおいて600点前後得点者でも多い課題は…
最後まで解き終わらないことです。
文法問題からスタートし、最後の読解問題で時間が足りず塗り絵(適当にマークすること)になってしまうことが多々あるかと思います。
ここで、少しでもスコアアップし周囲と差をつけるときに考えておきたいことを紹介します。
考えるのは、TOEICが相対評価だといわれていることに対してです。
TOEICは相対評価
相対評価とは、周囲に比べてできていれば点数が高くなるということ。
つまり、周囲が得点できなそうな問題を多く解いていけばよい。
TOEICの相対評価についてはこちらの記事で触れているので参考にしてみてください。
TOEICリーディング|問題と時間配分
TOEICのリーディングの問題はそれぞれ
- Part5:短文穴埋め問題(30問)
- Part6:長文穴埋め問題(16問)
- Part7:読解問題 (54問)
解く順番を考える前に、各パートの特徴を理解していきましょう。 各パートでの目標時間と目安時間も用いて説明していきます。
- 目標時間:最終的に到達したい回答時間
- 目安時間:まずは守りたい回答時間
リーディング Part5:短文穴埋め問題 (30問)
短文穴埋め問題は文法知識を問う問題が中心で、一問一答形式で順序良く解いていく問題です。
目標としては、長文に時間を使うために1問5~10秒で解いていきたいですが最初は難しいです。
ルール:20秒以上は考えない を決めると目安は
20秒 X 30問 = 10分(600秒)
となり、Part5を10分で駆け抜けることができます。
リーディング Part6:長文穴埋め問題 (16問)
長文穴埋め問題は、Part5の文法問題よりややボリュームがアップした文章の穴埋めをしていく問題です。
文法問題に比べて少し時間がかかりやすいです。
目標時間は、5分です。ここの問題は、文の前後から読み取れる問題もあるので
目安を1問30秒とすれば、
30秒 X 16問 = 8分(480秒)
となり、8分で終えることができます。
リーディング Part7:読解問題 (54問)
長文を読み質問に答えていく問題。
一問一問のボリュームがあり、多くの人が解いていて途中で時間が無くなってしまうパートです。
読解問題は、Part5とPart6で時間をできるだけ削り出し、ゆっくり確実に解いていくのが目標です。
目安としては、1問1分で少し悩みつまずくことを考えて
1分 X 54問 + 3分(悩み時間)= 54分
です。
TOEICリーディング|具体的な解く順番

結論は、
Part5:短文の文法問題で英文に慣れる
( 目安:10分 )
↓
Part7:慣れた脳で長文を解いていく
(目安:57分)
↓
Part6:完全に慣れた脳で短文穴埋めをしていく( 目安:8分 )
相対評価を意識してみる
TOEICリーディングの具体的な解く順番のポイントは、相対評価です。
周囲の人より解けている問題が多くなるように、問題を解いていけばいいのです。
では、最後に時間足らずで終わらない人の多い長文から解いていけばよいのか。
→あまりお勧めはしません。
長文へのウォーミングアップがカギ
英語を読み慣れている人であれば、長文から解き始めてもスラスラと英文が頭に入ってくるかと思います。
しかし、多くの人の場合、長文を読むために英語に慣れるウォーミングアップが必要。
このウォーミングアップとして、Part5の文法の短文穴埋め問題を活用します。
ここで、文法問題をこなしつつ英語を読むことに慣れます。
その後Part6は飛ばしてPart7の最後の長文問題を進めていきます。
ウォーミングアップした脳で長文をスラスラ読む
始めから長文を解き始めるのに比べて脳が英語に慣れるため英文が頭に入りやすいはずです。
長文読解が終わり時間が余れば、Part6に戻り、長文読解でさらに英文に慣れた脳でスラスラとやや短めの長文を読んでいきます。
序盤でPART6を解くよりスピーディに解いていけるかと思います。
つまり、リーディングの解く順番はPart5→Part7→Part6です。
TOEICリーディング解く順番と時間配分【まとめ】
説明をまとめると
Part5:短文の文法問題で英文に慣れる
(目安10分)
↓
Part7:慣れた脳で長文を解く
(目安57分)
↓
Part6:完全に慣れた脳で短文穴埋め
(目安8分)
の順にTOEICリーディングを解いていくのが個人的におすすめの順番です。
もちろん解く順番は人それぞれであり、もともと最後まで解ける人や自分の解き方がある方はそちらを続けても良いかと思います。
今回紹介した、リーディングの解く順番の工夫で、
少しでもTOEICスコアアップを実現して周囲の人と差をつけてみませんか。
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