TOEICリスニングのパート1、パート2、パート3、パート4
とパート別に解き方のコツを解説していきます。
- TOEICリスニングのパート別の解き方やコツを知りたい
- TOEICリスニングで問題マーク中に次の問題がきてしまう
この記事の内容を知っておくと、
リスニング中に慌てたり,簡単な問題で失点を防ぐことができ、確実なスコアアップにつながります。
TOEIC800取得の私も使う、TOEIC初心者でもすぐに使える内容なのでぜひ参考にしてみてください。
TOEICリスニング|パート1の進め方とコツ

パート1は、写真に合う英文を聞いて答える問題です。
リスニング パート1|音声流れる前にやること
音声が流れる前に、写真から大体どのような英文が読み上げられるのかを予測。
絵の特徴を捉えると、大体次の2つに写真が分類できます。
- 動作:誰が何をしているか(動詞の原形など)
- 状況:何がどうされているか(受動)
想像力を膨らませ、写真の特徴を読み取りましょう。
リスニング パート1|音声流れている時にやること
リスニング音声が流れ始めたら、流れる前に読み取った特徴から注目ポイントを定めます。
動作:誰が何をしているか(動詞の原形など)の場合
この場合は、動詞部分に着目して聞いていきます。何をしているのかを示す音声が流れ、写真の特徴と一致していればそれが答えです。
状況:何がどうされているか(受動)の場合
この場合は、名詞と動詞に着目します。何がどうされているか?を聴き取ります。
受動的なのか、能動的なのかなどを聞きとり、その対応関係が写真の特徴と一致しているかを考えます。
一致している音声が流れたらそれが答えです。
TOEICリスニング|パート2の進め方とコツ
問題文と選択肢が両方音声で流れます。
短文が読み上げられ、それに対する正しい答えを選択する問題です。
リスニング パート2|音声流れる前にやること
特にありません。
全て音声で問題文と選択肢が流れるので、 問題用紙には問題に関わる内容を読みとることはできません。
リスニング パート2|音声流れている時にやること
5W1Hに注目して聞きましょう。
what(なに),when(いつ),where(どこで),who(だれが),why(なぜ),how(どのように)が5W1Hです。
これはほとんど全て問題文の冒頭に来るので、問題文の最初に特に注意を払って聞きましょう。
また、5W1Hの次に来る時制にも着目すると選択肢を決めやすいです。
例えば
- What did ~
- What do ~
などです。
あとは選択肢の中で5W1Hや時制とあてはあるものを見つけマークします。
悩んでもとにかくマークし、次の問題の冒頭を聞く準備に入ります。正解するかわからない問題で足を引っ張らないように気をつけましょう。
TOEICリスニング|パート3の進め方とコツ
少し長めの会話文が音声で流れ、それに関する3つの問題に答える問題です。
リスニング パート3|音声流れる前にやる事
5W1Hに意識して問われている特徴を見つけます。
選択肢を読み、何が問われているかを把握しましょう。
選択肢の特徴から、「空港、ホテル、オフィス…」などの場所を推測できると会話を想像しやすく、聞き取りやすくなります。
リスニング パート3|音声流れている時にやること
ほとんどの選択肢は、音声の時系列に並んでいます。つまり、音声を聞きながら選択肢に目を向け、順に解答していくことができます。
音声読み上げ中に選択肢を選び終えて、問題文が読み上げられるときに次の問題の選択肢を読み準備をしましょう
TOEICリスニング|パート4の進め方とコツ
パート3と似た問題形式ですが、長めのトークを聞き設問に答えていく問題です。
パート3の会話の様に会話ごとの区切りがないため内容を聞き取りづらく、難易度が上がっています。
また、最後の問題は図も用意され、図についても触れながら選択肢を決める必要があります。
リスニング パート4|音声流れる前にやること
パート3と同様に選択肢を読み、何が問われているかを把握しましょう。
5W1Hに意識して問われている特徴を見つけます。
最後の図がある問題は、表の対応関係や図中の配置関係を意識して把握しておきましょう。
対応関係は、選択肢に無い側が音声で流れるので、注意しましょう。
例えば、次の表があったとします。
Section 1 | Tom |
Section 2 | Bob |
Section 3 | Ken |
Section 4 | Hanako |
選択肢に
A. Section 1
B. Section 2
C. Section 3
D. Sextion 4
と書いてあれば、音声で「Tom、Bob…」などと流れてくるのを待ちましょう。
リスニング パート4|音声流れている時にやること
先ほどチェックした何が問われているか、一致するような単語が音声から流れてくるのを待ちます。
パート3と同様に、基本的に音声と選択肢は同じ時系列なので、音声を聞きながら選択肢の上から順番に答えていきましょう。
選択肢で5W1Hについて聞かれているので、音声を聞きながらその場面の景色を思い浮かべながら適する選択肢を見つけましょう。
パート3と同様に音声読み上げ中に選択肢を選び終えて、問題文読み上げ中に次の問題の選択肢を読み準備をしていきましょう。
TOEICリスニング|解く際の注意!
TOEICリスニングは、リーディングと違い一問の間に考えられる時間が決まっています。
時間が来ると、どんどん次の問題へと移ってしまいます。
リスニングにおいて注意しておくべき点は、
一度答えだと思って付けた答えは、見直さない
です。
見直すとタイムロスに繋がり、次の問題把握に時間が回らなくなってしまい失敗を次の問題にも引きずってしまいます。
自信をもって回答できるように一発で解く意識をつけましょう。
最悪、聞こえた単語と関係している部分を読み取り、答えとしましょう。これについて詳しく「 TOEIC勉強法!リスニング聞き取れない初心者が解けるコツ! 」で解説しています。
パート別に解説!TOEICリスニング解き方のコツ【まとめ】
TOEICリスニングの解き方のコツを紹介してきました。
どのパートにおいても、
5W1Hである、
what(なに),when(いつ),where(どこで),who(だれが),why(なぜ),how(どのように)
を意識する必要があります。
各パートの特徴を理解し、時間に余裕を持った解答を進めていくことができます。
その結果、
TOEIC初心者で全然聞き取れてないという方でもミスの少ない、高得点のリスニングへとつながります。
「 TOEIC勉強法!リーディング解く順番!簡単に差をつける方法! 」でリーディングでスコアアップを狙うコツも紹介しています。
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