リーディングの時間が足りない…あと5分あれば…
TOEICリスニング&リーディングは、就職活動や学校の授業の評価対象になるなど、人それぞれ受験理由があります。受験申し込みをしていたが、気づけば試験日が迫っていたなど時間に迫られている状況の方もいるかと思います。
- 短時間でTOEICスコアを伸ばしたい
- TOEIC試験まで残り1週間ほどしかない
- リーディングが最後まで解き終わらない、時間が足りない!
ここでは、短時間でスコアアップを目指すために知っておくべき事とTOEIC対策方法を紹介します。
TOEICリスニング勉強は、あきらめる
リスニングを短時間で伸ばすのは残念ながら難しいです。
単語を覚えてから文章としてアウトプットするより、英文を覚えてから会話としてアウトプットする方がはるかに難しいです。
自分がアウトプットできる英文を、人から聞きとるリスニングはさらに難易度が上がります。
リスニングに対して、リーディングに注力して点数を伸ばす方が短時間で効率的にスコアアップできます。
効率的なTOEIC勉強法を選択して進めていきましょう。
TOEICリーディングを伸ばしてスコアアップ!
リスニングは短時間でスコアアップが難しいので、リーディングでスコアアップを狙うしかありません。
ここで、注目したいのは”相対評価”です
TOEICは相対評価
リーディングに注力するメリットは、TOEICが「相対評価」であることに関係しています。
TOEICの開発を行っているETSによれば次のようにあります。
norm-referenced test designed to measure the English-language listening comprehension (LC), and reading (R) skills
TOEIC Research Report by ETS
“norm-referenced” とは日本語で「集団準拠型」といい、全体と比較して相対的に学力を評価するという意味です。TOEICは、絶対評価ではなく相対評価であるということです。
つまり、全体と比べて得点率の低い問題のほうが配点が高くなります。
ここで、、、得点率が下がりやすいのはTOEICリーディングの最後の長文読解です。
リスニングの長文も得点率が下がるのでは?と考える方もいますが、リスニングは、受験者が音声に従って問題についていくため、少なからず考えてマークします。
一方で、リーディングでは時間が足りなくなり最後の長文は適当にマーク(塗り絵)する人が多く、相対評価が高くなりやすいです。
結果、リーディングの長文の方が、リスニングより相対評価を得やすいです。
TOEICリーディング|長文読解で得点するカギは ”時間”
長文読解を落としてまう人の多くが時間不足です。後半の長文に手が回らない事はありませんか?
その原因は、最初の文法問題に時間をかけすぎていることです。特にpart5の問題です。
改善するには、解くスピードを速めるだけです。part5は30問です。
1問20秒→1問で10秒早めるだけでも、10秒x30問=300秒( 5分 )
長文に時間を使う事ができます。5分あれば長文1問解ける場合もあります。長文は時間をかける程解ける問題が多くなり、正答率が上がります。
TOEICリーディング|文法問題(part5)を早くするには
TOEICリーディング文法問題(part5、part6)を早く解く対策にお勧めなのはこの本です。

パート5につい文法的な解説を含めた詳しい解説が1問1問に対して書かれています。
さらに、その問題の類語や類似問題の単語とイディオムも書かれており、1問から多くのことを学習することができます。
目標設定時間が記載されていますが、これよりも数秒ずつ早く回答できるようになると長文により多くの時間を残せるようになります。目標は1問5秒です。
注意点は、問題の暗記をするのではなく、解き方を知るという点です。
1問1問なぜそうなるのかを理解しながら進めていきましょう。
結論、TOEICリーディングは文法問題を秒で解く
解説してきたように、TOEICは相対評価であり効率的な勉強法は、文法の長文問題を得点することです。
簡単に言えば、
文法問題(part5)を数秒で解き、長文に時間を残し確実に得点することが、
短期間でTOEICのスコアアップする方法でありコツです。
まだTOEIC試験までに時間ある方へ
TOEIC800点を取る方法についても具体的に解説しているので参考にしてみてください。
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