料理をすると出てきてしまう生ゴミ。
放置するとコバエ発生、夏場は腐敗して生ゴミの臭いが気になります。
ゴミ捨て場まで運ぶ時、水分が多くて重かったり、ごみ収集日まで量が多くて保管が大変だったりと悩みもありますよね。
こういった悩みを解消できるのが「生ごみ処理機」です。
生ごみ処理機とは

利用者が増えている「生ごみ処理機」。
生ゴミの量を減らすために家庭用に作られた家電製品です。
生ごみ処理機によって「資源」として堆肥にできるタイプもあります。
臭いを解消
ゴミを乾燥させたり、分解することによって生ゴミの臭いのもとを解消し、キッチンを清潔・衛生的に保てます。
減量化・ゴミ出し負担軽減
ゴミを分解したり、水分を蒸発させたりすることでゴミの量を減らすことができ、ごみ出しの負担を軽減できます。
また、堆肥として使えるタイプなら家庭菜園などにも利用できます。
「補助金/助成金」が出る自治体あり
生ゴミは、家庭から出ているゴミの半分の量を占め、一般年間ゴミの3割以上が生ゴミだといわれています。
少しでも生ごみの処理量を減らすために、生ごみ処理購入に万単位で補助金/助成金を出している自治体もあります。
自治体によって補助金・助成金は異なるので、お住まいの自治体のホームページ等を確認してみてください。日本電機工業会でも情報が公開されています。
生ごみ処理機の種類と選び方
それぞれの特徴とメリット/デメリット、選ぶポイントを紹介していきます。
バイオ式

微生物の働きで生ごみを分解する仕組みがバイオ式です。
基材(バイオチップ)と生ゴミを混ぜて微生物の分解を促進。
この結果、生ごみが水と炭酸ガスに分解されて減量・約1/10に減容させることができます。
メリット
- 堆肥として使える
- 電気代ゼロ
バイオ式で生ごみ処理すると、約一か月で追肥化が進み野菜や花の追肥として利用できるようになります。園芸や家庭菜園を好きな方にお勧めです。
静か夜間でも近所に配慮でき、電気を使わないタイプが多く、手動タイプを選べば電気代ゼロ円です。
デメリット
- 容器が大きくスペースが必要
微生物による分解促成のために、生ごみに加えて基材を入れるため容器自体も大きくなってしまうため設置スペースを確保する必要があります。
乾燥式

生ごみをパリパリに乾燥させて処理するのが乾燥式です。
ヒーターによって生ごみに熱や温風を加えることで、生ゴミから水分を蒸発させてパリパリに乾燥させます。
一般的に家庭用として家電量販店などで売られているのが乾燥式の生ごみ処理機です。
メリット
- コンパクト
- デザインが良い
- 安価なものが多い
サイズがコンパクトで場所をとらず、デザイン性の良いものが多いのが特徴。
キッチンをおしゃれに清潔に保ちたい人におすすめです。乾燥式は比較的価格も安いため、一般家庭や初めて買う人も導入しやすいです。
デメリット
- 動作音が気になる
- ランニングコストがかかる
- 洗浄必要な機種も
ヒーターで熱を出しているためランニングコストがかかるほか、バイオ式と比較して動作音が大きくなってしまいます。
また、生ごみ処理機のモデルによっては処理後に洗浄が必要なタイプもあるため選ぶ際は注意しましょう。
ハイブリッド式 (バイオ+乾燥)

ハイブリッド式は、バイオ式と乾燥式のメリットを良いトコどりしたタイプです。
生ごみを乾燥させ、微生物により分解処理をします。
メリット
- 静音設計
- 脱臭が優秀で室内快適
- 処理後は有機堆肥
比較的に音は小さく、脱臭装置に優れているため、嫌な臭いも気にならず室内置きでも快適に使うことができます。
また容器を洗ったりする必要もなく、処理後は有機堆肥としても使うことができます。
デメリット
- サイズが大きい
- 予算がかかる
性能がよく使いやすい分、乾燥式と比較するとサイズが大きいです。
また、価格も高く、設置スペースや予算を考える必要があります。
家庭用生ごみ処理機【おすすめ人気6選】
- 【バイオ式】家庭用生ごみ処理機
- 【乾燥式】家庭用生ごみ処理機
- 【ハイブリッド式】家庭用生ごみ処理機
【バイオ式】生ごみ処理機
「家庭用生ごみ処理機 自然にカエル」エコクリーン
ハンドルを回して混ぜるので電気一切使わないエコ設計。専用のバイオチップは生ゴミの臭いが残りにくいのも特徴。
4~5カ月毎にチップ交換必要ですが電気代ゼロで経済的です。
ワンタッチで開いて、いつものようにゴミを捨てるだけ、使いやすいです。
「家庭用 生ゴミ処理器 キッチンコンポスト」伸和
電気を使わずバイオの力で処理し、1~2週間で有機肥料として再利用することもできます。液体肥料を抽出し蛇口付きです。
バイオ式の中ではコンパクトでキッチンにおいてもスペースを取らない一台です。
【乾燥式】家庭用生ごみ処理機
「パリパリキューブ ライト」島産業
大手リサイクル業者の島産業が開発した生ごみ処理機。
コンパクトで運転音が静か、価格もリーズナブルです。
使い方は簡単。シンクに専用バスケットを設置、ごみを入れてそのまま本体にセット。手を汚す心配もありません。温風で乾燥させていき一晩でパリパリに乾燥します。
「家庭用生ごみ処理機 温風乾燥式 6L」パナソニック
独自の「プラチナパラジウム触媒」による高い脱臭力で臭いも気になりません。
また「ソフト乾燥モード」では肥料を作ることもできます。
コンパクトな見た目で6Lの大容量(4人家族で数日~1週間分)を処理。
指一本でふたが開く等パナソニックの使いやすさが詰まった設計で初めて生ごみ処理機購入にもおすすめです。
「生ゴミ処理機&乾燥機 エアドライ」REBRAN
コーヒーメーカーの様なインテリアとしても良いおしゃれなデザイン。コンパクトで一人暮らしにもおすすめです。
容器が2つ付属し、生ごみ処理だけでなく、食品乾燥機としてドライ古津や魚の一夜干しも簡単に作ることができます。
【ハイブリッド式】家庭用生ごみ処理機
家庭用生ごみ処理機 ナクスル
ハイブリッド式はこれだけ。ふたを開けてごみを入れるだけで自動処理の簡単操作。
悪臭になる成分を99.84%除去できる高い脱臭性を持ち、脱臭・除湿モードでゴミの入れすぎや水分が多い時も対処できます。
静音設計なのにパワフルな分解力で消えたように処理され、中身を有機堆肥として活用できガーデニングにもおすすめ。
他の生ごみ処理機と比較すると値段が高くなりますが、省エネ設計で電気代も節約でき、ごみ捨て回数も減り時短・負担軽減につながります。
ずば抜けた性能で室内で快適に使える、生ごみ処理機購入に失敗したくない方におすすめです。
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【室内】家庭用生ゴミ処理機おすすめ【まとめ】
生ごみ処理機の設置で、生ごみの臭いやコバエ発生も防ぐ。
ゴミ減量でゴミ出しの頻度も減って余裕ができ、快適な生活につながるのではないでしょうか。
さっそく、生ごみ処理機をお得に購入できる自治体の制度を確認してみませんか?
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