人気に火が付き始めている3Dプリンター。
購入してみたいけど、
どれを選べばいいかわからない...そもそも3Dプリンターて何?
て方がいればぜひ読み進めてみて下さい。
3Dプリンターの簡単な仕組みの説明と、
2万円台で買える「Ender-3」という3Dプリンターを紹介します。
3Dプリンターとは?
3DCADソフト等で作られたデータを立体で印刷することができる優れものです。
3Dプリンターにはいくつか種類があります。
光造形方式や粉末焼結方式、そして最も一般的で家庭用としても普及してきているのが「熱溶解積層方式」です。
熱溶解積層方式(FDM : Fused Deposition Modeling)

熱溶解積層方式は「FDM」と一般に呼ばれ、ほかにも「FFF(Fused Filament Fabrication)」と呼ばれます。
原理で想像しやすいイメージは、アイスクリームです。
アイスクリームを重ねていくように、「フィラメント」と呼ばれるプラスチックを溶かし積層し立体を作り上げます。
3Dプリンターの印刷に必要なもの

印刷に必要なものは3D-CADで作成した三次元の立体データと印刷用フィラメントです。
3D-CADできないし、聞いたこともない方へ
3D-CADできないし聞いたこともない…
という方でも無料で3Dプリント用のデータをダウンロード可能なサイトもあります。
登録データ数が多く利用者が多いサイト:Thingiverse
他にも様々なサイトがあり、紹介しているページがあるので掲載しておきます。
データダウンロード可能サイト一覧:3Dプリントデータサイト33選
このように3DCADソフトでモデリングせずに、簡単に3Dデータを入手でき、初心者にも簡単です。
「Ender-3」2万円台でコスパ最強の3Dプリンター
3Dプリンタは通常数十万のイメージですが、「Ender-3」は2万円台で高クオリティの立体印刷が可能なプリンターです。
Ender-3は、海外で定番の3Dプリンター
日本ではあまり有名ではありませんが、海外では定番の3Dプリンターです。
海外のYouTuberによる200万回(2020年4月現在)再生以上の動画でも紹介されています。
また、海外のAmazonもレビュー高評価です。

Ender-3のココがおすすめ!
大きいものまで印刷できる
大抵の低価格3D プリンターであれば「150mm x 150mm x 110mm」が多いですが、
Ender-3は「220mm x 220mm x 250mm」という 大きい印刷ができます。
印刷できる素材が多い
もっとも一般的に使われる印刷用のフィラメントは、PLAやABSです。
2万円台の3Dプリンターだと使えるフィラメントが限られますが、
PET、TPU、PVA、Wood、PETG、Metal-PLA、Stone、HIPS、Nylon、Carbon fiber等たくさんの種類を使うことができ、
3Dプリンター購入後のよくある後悔「この素材使いたいけど印刷できない…」を防げます。
拡張性で世界に一台の3Dプリンターに
自身で組み立てることができるためすべて組み上げられている高価な3Dプリンタと異なり、拡張性があります。
拡張性についても様々な動画や記事で公開されており、世界に一つだけのカスタマイズ3Dプリンターを作り上げることもできます。
使用者が多いからネットに情報が多い
これはかなり重要です。
今紹介したようにYouTubeやネットでたくさんの「Ender-3」に関して情報が公開されています。
現在(2020年)は日本でも多くの人が使用していて、困ったらググると解決できます。
「折角買ったのにうまく動かせない…」という事態にならないためにもコミュニティが充実している製品を購入しましょう。
Ender 3 XとEnder 3 pro の違い
Ender 3は二種類が展開されています「Ender 3 X」と「Ender 3 pro」 です。
この二つの決定的な違いは、印刷されるテーブルがマグネット式かどうか。
Ender 3 proはマグネット式のテーブルになっており、より簡単に印刷物が取れるようになっています。
結論は、「Ender3 X」で十分です。
「Ender 3X」は印刷物の取り外しに困らないため、購入額を上げて「Ender 3 pro」マグネット式にする必要はありません。
印刷物が付くのが心配な方はスティックのりを先に塗っておくと取りやすくなります。
3Dプリンターレビュー!コスパ最強のおすすめEnder-3【まとめ】
今回は、海外で定番・Amazonでも高評価のEnder3 3Dプリンターを紹介してきました。
Ender-3は、1台持っておくと便利です。アイデアをすぐに形にできるものが現実にあります。
ペン立てやフックなどの日用品だけでなくコロナウイルスなどが流行して、いざというときにマスクを印刷できたりと役立ちます。
試してみませんか?一家に1台、3Dプリンターの時代が来ると信じています。
印刷にはフィラメントも必要です。同時購入しておきましょう。
1kgからの販売が多く、価格も高く見えますが一般的なコップを作るとすれば数十個作れる様な量です。
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